【商品詳細】
落下地点:モロッコ コンドライト隕石(サハラNWA869) 約12mm×16粒 腕回り:約15.5cm
宝石鑑別書付き
1998年頃からモロッコとアルジェリア国境沿いのサハラ砂漠でよく発見
されるようになりました。
コンドライトは落下隕石の86%を占めると言われる隕石で、その中でもサハラ砂漠で
発見されるものをサハラNWA869隕石と呼びます。
鉱物的にはL4-5コンドライトと呼ばれます。
コンドライトは太陽の構成地質にとてもよく似ていると言われます。
コンドライト自体は科学的にバリエーションにとんでいますが、このサハラNWA869隕石は
火星表面から約100Mの深さで約13億年前に冷え固まった岩石が火星に衝突した別の隕石の
衝撃で弾き飛ばされて地球に落下したものと言われています。
L4-5コンドライトは落下隕石のかなり多くを占めると言われ、化学組成を調べると太陽を
取り巻く高温ガスから、水素・ヘリウム等の揮発生元素を除いたものとの化学組成に
良く似ており、始原的な未文化の隕石で原始太陽系形成初期の情報を持つ最も始原的な
隕石です。
こちらは2015年に鑑別書を取得したもにになります。